太陽熱養生処理25日-雨

天気予報では午後から降雨とのことでしたが、午前10時ぐらいから雨が降り出してしまいました。

ロッソナポリタンと言うミニトマトの苗木が明日到着予定なので、太陽熱養生処理を途中で終了して定植の準備に取り掛かりました。

予定では降雨の前までに畝の草取りをするつもりが、マルチを剥がして終了となってしまいました。

ところで、気になる春の太陽熱養生処理。

太陽熱養生処理は通常、夏の時期に積算温度900℃になるまで透明マルチを覆っておくのですけど、春でもできるという情報を聞いて今回試してみたのです。

太陽熱養生処理は、マルチを覆う前に畝へたっぶり水分とミネラルを加え、酵母菌や乳酸菌、納豆菌も撒いて(もちろん菌の餌となる中熟堆肥やアミノ酸肥料も投入済み)、土壌の団粒化や雑草の種を死滅させます。

正直、今回は満足のいく結果とはなりませんでした。細かい点はいくつもあるのですが、最大の原因は、明らかに積算温度が不足していたことです。しっかり積算温度を確保すれば凄い結果が見られそうです。

とは言え、やって無駄だったかと言われれば、そんなことは全くなく、非常に良かったと思います。そもそも長年荒れていた畑を耕したので、土が固くて定植できる状態ではありませんでした。

今回の太陽熱養生処理をやった結果、団粒化も進み定植ができる状態にまで持っていけたのは大きな成果でした。

上の写真は、4月13日スタートの太陽熱養生処理満25日でマルチは剥がした状態です。他の箇所よりは少ないですが、畝の雑草を完全には退治できませんでした。ただ、団粒化も進んでいます。しかも、下の写真でみるようにマルチの下で菌が繁殖しています。

今回の結果と反省を活かして、次こそは、太陽熱養生処理を完遂しようと思います。

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